生きてると疲れる

疲れたら休む

帰ってきたゆっきたーん

最近、ひさしぶりに、また会社に行き始めた。



そう、職場復帰である。
残業にドクターストップがかかってて、残業代が出ないぶん休職前より給与は少なくなるんだけど、食うに困るほどじゃない。残業は疲労対効果を考えるとそんなにいいもんじゃないと思ってる僕としては万々歳だ。「お先に失礼しまーす!」って言って、とっとと帰る。帰って、ごはん食べて、テレビ少し見て、風呂はいって、テレビ少し見て、寝る。

会社に行くと上司とか、上司の上司とかがいろいろ気にかけたり心配したりしてくれる。「大丈夫?」とか「よく寝てね」とか言う。
家に帰れば「ごはんたべてよく休もうね」って母が出迎えてくれる。

なんかみんなやさしい。


小学生のとき、ちょっとした病気、風邪か何かで休んだときのことを思い出す。クラスメイトのなかで家が近いやつが僕の家に学校からのお便りを届けてくれて、見るとクラスのみんなからのお手紙がついてて、普段そんなに仲良くないやつまで「早く直して学校こいよ!」とか書いてる――そういうやつはたいてい漢字が苦手――のを見たとき、そう、そんな気分だ。

僕は家で寝たり時々テレビ見たりして過ごせばいいし、母もやさしいし、クラスのみんなもやさしい。これで病気じゃなければ最高なのになって思ってから、病気のせいでみんながやさしくなってるんだって思い出す……そう、そんな気分。



休職明けたばかりだから、そんなにしんどい仕事は回ってこないんだけど、それでもやっぱり健康なときより疲れやすい。今日一日、ほとんど座ってただけなのにめっちゃ疲れてるぞ、と思ったりする。
まだ、治りかけなんだよね。無理しちゃいけない。


みんながやさしくしてくれるけど、結局、自分を守れるのは自分しかいないから、自分が一番自分にやさしくしなきゃいけないよなあ、とか思う。
自分にやさしくするのは、きっと他人にやさしくするための練習なんだ。僕なんか、クラスメイトが病欠して「みんなで手紙書こう!」ってなってるときに、あんまり仲良くないやつだったら書かない派の小学生だったし、今でもわりとそうだから、そういうとこ直すラストチャンスとして神とか仏とか天とか的な何かから与えられた病気なのかもしれない。

そう、ピンチはチャンスだし痛さは強さなのだ。


この経験を生かして大活躍してやるんだから見てろよ弊社!!!!




と、まあ、こんな感じで、みなさんのおかげで、僕は抑うつなりに元気にしています。
それから、病気のおかげで異動があって、土曜日がおやすみになったから、みんな遠慮せず遊びに誘ってくれよな!!!!体調的に無理そうだったら断るから!!!!!!