生きてると疲れる

疲れたら休む

TRPに行った

昨日と一昨日はTRPに行った。みなさんご存じのこととは思うが、TRPとは東京レインボープライドという性の多様性をお祝いするお祭りの略称である。
毎年、4月の最終日曜くらいに行われていたものだが、今年は5月の頭に、それも2日間に渡って開催された。


この“4月の最終日曜”というのがネックだった。大学生のときはサークルの新歓があり、“4月の最終土曜は徹カラ”というのがお決まりだったので、翌日の朝からイベントに行くのはかなり厳しかったのだ。一度だけ、カラオケの後、昼まで寝て昼過ぎから無理矢理参加したことがあるけどかなり死にそうな感じで、あんまり楽しめなかった記憶がある。
社会人になれば参加できるかと思いきや、去年は普通に仕事で参加できなかった。

今年はたまたま行けたが、来年以降はうまく仕事との調整をしないと行けないかもしれない。ひょっとしたら今年が最後の参加かもしれない。だから、絶対にパレードを歩きたい!

そう思っていたのに、普通に寝坊してダメだった。
残念。人生そんなものである。





数年前に参加したときより、規模が拡大しているのは明らかだった。単に日数が増えたというわけではなく、ブースがものすごく多くなっていた。ブースが増えるというのは、新規参入が多いということである。実際、ブースの内容を見るとセクマイ当事者ではないセクマイサポーターが増えているように感じられた。セクマイ市場を狙っている商売人たちの働きもアツかった。

お祭り感は増していて、たのしめたが、やっぱりリア充の同性カップル向けのサービスが多いなあと感じた。やはり今年のトレンドは“同性婚”で、あちこちで模擬結婚式なんかが行われていた。ぼっち参加は地味につらかったので2日目はピカ氏を連れていって、電通のブースやGoogleのブースでピカ氏と一緒に写真を撮った。たのしかった。

ガワもけっこういたので、ガワと写真撮れたのもよかった。

twitterのフォロワーにたくさん会えたのもよかった。お久しぶりですの人も、はじめましての人も、今フォローしましたの人もいた。僕の髪型が変わったので「誰かと思った!!!!けどニーソ見たらわかった!!!!」とよく言われた。みんな意外と人の顔を見ているんだなあと思った。

アボカドタコライスとマンゴーかき氷がおいしかった。


すこし気になったのは、当事者団体でない団体の人などが、歩く人を呼び止めるときに「おねえさん!」などと声をかけたりするのとか、「女性限定調査」の看板を掲げているブースがあったりとか、セクマイイベントでは性別の取り扱いはセンシティブだから気を付けた方がいいっていうのをわかってないんだろうなあという言動が少なくなかったこと。
まあ、日本は、これから理解を深めていく段階なんだろうなあ。
せっかくゴールデンウィークで天気もいいのに、仕事でわけのわからないお祭りに駆り出される企業ブースの人たちもつらいだろうしなあ。

男の人(見た目が男だっただけでなく、自分のことを指して「男」と言っていたので間違いなく男)がナンパしてきたのも不快だった。なんでナンパするのにTRPなんか来るんだ。レズビアンカップルに混ざりたい願望の人とかだったのかな。なんにしても最悪だった。


そんな感じ。

2日目に寝坊してしまったのは、1日目に友達に付き合って歩きまくって疲れたせいだということは明らかなので、反省して今後に活かしていきたい。